皆さん、こんにちは。
思春期のお子さんを抱える親御さんにとって、「」についてはとてもシビアな問題になります。

d5090c9f184cdd8304bd1b8f1bdf03bd_s「性教育は誰がいつごろした方がいいのか?しかも、どの程度伝えたらよいのか?」と、親としても戸惑ってしまうものです。

まだまだ家庭で親子があけっぴろげに性の話が出来る家族が、開けた良い家族だと謝った認識がありますが、これは子どもを混乱させてしまうだけです。

学校で性を教えるのは、同世代の子が対象だからいいんですね。

そもそも自分の体の変化には自分が責任を持つものです。最初は、恥ずかしいという感覚を持っていて、「なんだこりゃ!」みたいな、そういうことでいいわけですね。

健全な成長プロセス:

6425a3c246e2cce50b3a62e2a4fa0420_s一番多いルートは、大人は子どもの青臭い「性の問題」に全然触れないでおいて、子どもはどんどん仲間うちで情報を公開しあって、親に対しては、まるでまったく性について興味・関心がないみたいに振る舞いながら、ある日突然、親を捨ててポンと出ていってしまう。

これが健全なプロセスなわけです。

もちろん、その前に予兆行動はいろいろあります。ひっきりなしにメールが届くようになったり、自室で電話をするようになったりします。

しかし、まずその前に、子どもは異性にではなく同性に対して、親友というより分身のように付き合う時期があります。

239763ad96387abdf1ca13ecf7299125_sこういうことを通して自分の世界を作り、親との間の愛着関係を削いでいきます

早い話が、親なんてどうでもよくなってくるのです。

恋人のような人がいればもちろんのこと、そうでなくても同性の親友との友情とか、部活動での仲間とか、そういうことの方が、親よりもはるかに大事になります。

これが健全な成長プロセスなんですね。

仲間との不安の共有がこの時期を乗り切る:

6fe7ed1572ba95997c48f0615797128d_sこの思春期に、女の子はもろに体に関心をもちます。そして、太る・痩せるという意識が強くなります(摂食障害もこの時期に現れてきます)。

一方、男の子の場合は、マスターベーション、射精といった部分に関心や興味を持つことになります。

この時期に、男の子が一生懸命、猥談に興味を持ったり、友達同士でエッチな本を回し読みしては、ワイワイ話をするのは彼らが不安だからです。

お互いにシェアし合うことで、「こういうことって、自分だけじゃないんだ。皆一緒なんだ」と不安を共有することが出来るのです。

こういうことが出来ている子は問題ありません。性の欲動をちゃんと認めて、適切に処理が出来るからです。

9fe51c3afbdf53d82011047f3b71ed16_s中には、マスターベーションや射精などを本当に恥ずかしい行為と思ってしまい、この体の変化を仲間と共有できない子もいます。

彼らはマスターベーションの不安や問題を解消できないままでいるので、精液が手に付いたりすることに、とても神経質になり、その結果、強迫的に手洗い行為を始めてしまうこともあります(この時期に引きこもりが始まるケースもあります)。

このように、性の問題は、親子間で解消する代わりに、同性の仲間という存在を通して解消されていくことが、健全な成長プロセスなのです。

e9da9310ecb6c70367d8a43a13d005a4_sですから、思春期のお子さんを持つ親御さんには、勉強が出来る、出来ないという視点も大事ですが、それよりも同性の仲間がちゃんといるかどうか、という視点を大切にしてほしいと思います。