a63dfbf36b60d94153abcef77e0747d0_s皆さん、こんにちは。
私たちは大なり小なり、「他人の目」を気にして生きようとするところがあります。

自分が他人や周囲からどう見られているか」という、人の評価にとらわれてしまうこともありますが、ある程度はこういった視点を持っていないと社会では生きていくことはできませんね。

でも時に、他人や世間体を気にしすぎるあまり、自分を犠牲にしてまでも周囲の評価を最優先させてしまう場合があります。

心が健やかに、自分らしく生きていくためには、自分の内面を素直に出せること、そして出したために他人から多少マイナスな反応があったとしても崩れずにいられる「心の強さ」を持つことが大切です。

5fffb5bae3600507d8e19ea7670aa2dc_s親は子どもに「あなたはあなたなんだから、自分のペースで生きていけばいいんだよ」「あなたの人生はあなたのものなんだよ」と言ってあげ、また親自身も子どものペースを尊重してあげて欲しいと思います。

また、「人がどう思うか」ではなく、「自分がどう思うか」という気持ちを大切にしながら、主体的に生きるように導いて欲しいと思います(これには子どもの年齢は関係ありません。「○○はどう思っているのか?」という質問を出来る限り投げかけてあげてください)。

自己評価が高い人は比較が少ない

a500cb9d9fc6c4faf9c1c4bacc58762f_s他人の目を気にして生きたところで、他人はそれほど、自分のことを考えてはいないものです(他人の目が気になる時というのは、自分が一番気にしている時でもあります)。

自分の行動や生き方が他人の評価に左右されるのは、あまりにももったいないことですね。

他人の目を気にせず、比較されることが少なく育った人は、一般的に「自己評価が高い」と言われています。

この「自己評価が高い人」というのは、言いかえれば「比較が少ない」人でもあります。

比較が少なければ「あの人はあの人。自分は自分」と思えます。

どの人が何をやっていようと、自分のやっていることは、それはそれでいいわけですね。

他人との比較を重視しない

e3239975fe55527e6f51d096282e26bb_s反対に、自分のやっていることに自信満々のようでいても、いつも他人の目を気にして、他と比較をしている人は、生きるのが苦しそうです。

心理臨床という私の仕事は、基本的に人の話を聞く仕事ですが、比較の少ない人というのは、生きるのがとてもラクそうです。

生きるのがラク」という感覚は、他人がどうであれ自分のペースを自分で分かっていて、そのペースを多少崩されたとしても、自分のペースを取り戻せるということを意味しています。

では、どうすれば子どもたちがそういったスキルを身に着けることが出来るのでしょうか。

やはり親として子どもに「あなたには価値がある」という意識をどれだけ持たせられるかということがポイントです。

近所の○○ちゃんに比べておまえのほうが勝った」とか「○○ちゃんに負けないように頑張りなさい!」という言葉は、すでに他人と比較していることになりますね。

「○○が出来たら、すごい!」とか「○○よりも勝っていたら、すごい!」などと、出来る限り条件を付けないということがポイントになります。

da289c68091a0ec9718c3b683aeec653_s例えば、「勉強が出来ようが出来まいが、○○に勝っていようがなかろうが、あなたは私の大切な子どもだよ」というメッセージを伝えられるかということです。

子ども達は成長と共にいや応なしに、比較競争の社会に突入していきますね。

ですから、お子さんの年齢が幼いうちから、「勝ち負け」を意識し、常に周囲と比較することは控える必要があります。

比較するのであれば、「以前は○○ができなかったのに、今はこんなに出来るようになったのね」などと、その子の能力面に焦点を当てながら伝えてあげて欲しいと思います。

(詳しくは、他人との比較による子どもへの影響をご覧ください)。