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日頃より、おやこ心理相談室のブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。

この1年を通して、多くの方々からコメントやご意見を頂く機会が増えてきました。

当相談室のブログを読むことは、実は「とても勇気がいること」でもあります。

なぜなら、私たちが日頃から大切にしていることは、“いつでも子どもの立場に立つ”ということだからです。

子どもの視点は親のものとは違うので、発想が対立することもあります。

ですから、ブログを読んで子どもの気持ちや考え方を知るということは、「耳が痛い」と感じる親御さん達も多いのではないでしょうか。

それはとても自然な反応であり、それを素直に表現できるということもまた素晴らしいことだと思います。

そんな痛い思いをしながらもこのブログを読んで頂けるのは、それだけ家族のことを想っていて、よりよい家族関係を見つけたいという気持ちがあるからではないでしょうか。

心に引っかかる記事ほどヒントが隠れている?

当相談室のブログを読むという行為は、自分を知り、内省し、家族関係を振り返るきっかけになり、それだけでも大きな役割を果たしているように思えます。

たくさんの記事の中でも、強く心に引っかかる記事ほど、何かしらのヒントが隠れている可能性があるので、是非参考にしてみて下さいね。

さらに、記事を読むことで、自分の中の子ども(幼少期の自分)の気持ちや記憶(体験)を呼び起こし、「自分のことのようだ」と感じることも多々起きるかもしれません。

私のことが書かれている」という感覚は、「自分だけじゃない」とか「そういうことだったんだ」という安心につながります。

そして、中には「受け入れてもらえた」「あたたかいものを感じる」という感想をいただくこともあります。

私は、この感覚こそが、まさに子どもたちの気持ちなのではないかと思っていて、それが伝わっていることにとても嬉しく感じます。

子どもが親に対して本当に思っていることは?

子どもたちは、母親や父親を否定したいわけではありません

むしろ、どんな親でも受け入れたい、許したい、親に対しあたたかい愛情をたくさん持っています

自分で「母親失格」だと思っているお母さんはいても、お母さんに対して「母親失格」だと思っている子どもに出会ったことはありません。

ブログを通して、少しでも子どもたちの気持ちや思いを代弁し、こういうあたたかい気持ちをお父さん・お母さんに届けて行きたいと思っています。

耳が痛い思いをしながらも、涙を流しながらでも、いつも勇気を出して読んでいただき、本当にありがとうございます。

今後も子ども達、お父さん・お母さん達と共に歩んで行きたいと思います。

引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 

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