こころの問題は成長の機会です
「どうしてみんなと同じにできないんだろう」
「どうしていつも自分だけ悪者になるんだろう」
「誰もこの苦しみを分かってくれない」
こんな悩みを抱えている子がたくさんいます。
今までの自分やこれまでのやり方で対応しきれなくなったとき、子どもは不登校、拒食、うつ、神経症症状、強迫行為、リストカット、パニック発作などの症状や行動を通して、子どもなりに「困っている」ことを表現してきます。
まわりの大人は目に見える症状や行動を心配しますが、子どもが何に行き詰っているかを見つけてあげることがとても大切です。
目に見える症状がいかに激しくても、こころの問題は今の自分や今の生活に行き詰まっていることの表れで、決して特別なことではありません。
大人が子どものこころの声に耳を傾け、健やかに成長していけるように支援できるならば、子どものこころの問題は成長の機会となります。
おやこ心理相談室では、子どものこころの状態をよく見て、“みんなと同じ”を目指すのではなく、“その子らしさ”を探し、健やかに成長していけるための支援を一緒に考えます。
同時に、親御さんのこころのケア、子どもとの接し方を教える心理教育、環境調整などを含めた保護者面接も必要に応じて対応できるように、子どものカウンセリングと保護者面接を定期的におこなえる月料金をご用意しています。(詳しくはこちら)
安心した環境で、新しいおやこの関係性を構築してゆくことができます。
実際に、こころの問題で当相談室を訪れているお子さまは、来談前に比べると、明らかにこころに柔軟性が生まれ、生き抜いていく術を学習し、親子の関係にもゆとりが生まれていきます。
子どもたちが、本来持っている力を発揮して、安心して自立できるようにお手伝いします。