こころの成長を促すために心理療法をご提供します
当相談室では、子どもの発達段階やライフサイクルに合わせた心理療法および心理査定、保護者面談、環境調整を考えていきます。
子どもの心理療法
- 対象とする年齢:3歳以上(幼児期~思春期)
子どもはもって生まれた素質に加え、家庭や社会などの影響を受け、そのこころは絶えず揺れ動きながら成長しています。
こころに負担(葛藤やストレス)がかかると、気になる行動(例:不登校、集団行動の難しさ、乱暴な行動や言動)や身体化症状(例:チックや夜尿、腹痛や頭痛など)としてあらわれてくることがあります。それは、人との関わりや環境の変化などに気持ちがついていけないというサインかもしれません。
心理療法では、お子様が感じている気持ちに寄り添いながら、カウンセラーとの関係を通して、自分自身の気持ちや困っていることについて一緒に考えさせていただきます。
子どもの心理査定
- 当相談室は、児童・生徒を対象とした発達検査として知能検査を使用しています。
- 【名 称】日本版WISC-Ⅲ(ウエクスラー児童用知能検査)
- 【対 象】5歳~16歳11か月
- 【形 式】完全個別検査(検査者1名が被験者1名を検査します)
- 【時 間】約60分~90分(解答状況により終了時間は異なります)
ご相談の内容により必要な場合には、客観的な視点からの心理査定をご提供いたします。
心理査定では、単にお子様の弱みや欠点を取り上げるのではなく、強みや長所についても取り上げ、検査結果をどのように日常生活に生かしていったらよいのか保護者と共に考えていきます。
環境調整
子どもが健やかに成長していくためには、家庭・学校(保育園・幼稚園)・友達が必要です。
私たちは、子どもが健やかに育つ環境(家庭・学校・友達)を構築する支援も行います。学校に行かない、家族との衝突が増えた、友達との交流が全くない、子どものこころの問題と共に生じる環境上の問題を調整していきます。
こころの専門家と家庭と学校、その他必要な外部機関との健やかな連携が、子どもの育つ環境をつくり、子どもの成長を支えていきます。
保護者面談
子どものカウンセリングの経過報告、保護者の心のケア(ご自身のお悩みについてはご本人の心理カウンセリングになります)、子どもとの接し方のコツを教えるコンサルテーション、家庭環境を整える支援など、保護者との面接を通して子どものこころの問題を本人・家族とカウンセラーが一緒に考えていきます。
子どもも親も安心して、いろんな人間関係を構築することができるように支援していきます。