皆さん、こんにちは。
ここ2,3年、群馬県内の様々な場所でお話をさせていただく機会が増えてきました。
保育園の子育て支援から、未就学児の親御さん向けの講話、小中学校のPTA大会、高校の保護者会、教育現場を支える先生たちの研修会まで。
様々な世代の子ども達と関わる現場に呼んでいただけるようになり、子ども達の心理をなるべく分かりやすく解説させていただいております。
お声を掛けていただいた方々と講演運営に携わる関係者の皆様には大変感謝しております。
今後もたくさんの場所に出向いて、皆様の困りごとや心配についてお話をさせていただく機会を持てることを願っています。
ロゴマークの意味?
さて、多くの現場で出会う方々によく訊かれる質問の一つに、
「おやこ心理相談室のロゴはなぜ洋ナシなのですか?」というものがあります。
これはもう、本当によく訊かれます。
疑問を持っていただいた皆様、本当にありがとうございます。
HPのトップページでも少しだけ触れていますが、ロゴを洋ナシにしたのはある想いが込められているからです。
細かく言えば、
「どんなご家庭も、子どもも親も家族みんなが心地よく、自分らしく過ごせる家庭環境が整い、それぞれに成長できる家庭が実現して、私たちがいずれ”用なし“になることを願って」
大きく言えば、
「将来的にどんな子どもも伸び伸びと自分らしく成長できる社会が実現して、私たちのような職業が“用なし”になることを祈って」
用なし=卒業
たくさんのご家族と関わりますが、私たちが必要とされるときは“家族が困った時”なのです。
できればそんな“困ったとき”は、無いほうがいいし、あったとしても、できるだけ早く解決するほうがいいに決まっています。
だから、おやこ心理相談室を利用するのは、困った時だけでいいんです。
私たちは“困りごと”を一緒に考え、その先は自分たちの力で何とかできるようにサポートしていきます。
いずれ、その力がついてきたら、もう私たちは“用なし”です。
私たちが「用なし」になること=その人・そのご家族の「卒業」なのです。
そしてこれが、そのご家族のゴールであり、私たちのゴールなのです。
おやこ心理相談室が目指すもの
私たちはあくまでも、ご相談者様の人生を陰で支える存在ですので、その方・そのご家族の歴史に名を残さないように、上手に消えていくこともまた、私たちの目指す仕事の一部です。
ですから、本当に必要なときだけ頼って、上手く行くようになったら、きれいさっぱり忘れていただいて結構なのです。
そんなパラドキシカルな想いを込めて、おやこ心理相談室のロゴを“洋ナシ”にしています。
今後も講話の予定が入っていますので、どこかで参加する機会がありましたら、是非一言お声がけ下さい。
今後ともよろしくお願いいたします。
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