皆さん、こんにちは。前回に引き続き、家族内における子どもの役割について紹介します。
前回までは、「ファミリーヒーロー」「スケープゴード」「ロストチャイルド」について解説してきました。
今回は残りの2タイプについて解説していきます。
プラケーター
このタイプは、「なぐさめ役」という意味ですが、このタイプの子が慰めるのは、一家の中でもいつも暗いかをして、ため息をついている親、多くの場合は母親です。
小さなカウンセラーとなって家族や母親にやさしく声をかけてきます。夫の飲酒や暴力のことで頭がいっぱいになっている母親の肩に手を置いて「どうしたの?」とやさしく尋ねる子なのです。このタイプには、末っ子が多いようです。
彼らの多くは、「どこかで自分が誰かの役に立っていると思いたい。他の人に良くしておけば自分は好かれる。他の人が注目されていれば良い。あたなの面倒を見れば、あなたは私を見捨てないでしょう」という信念を抱いているので、他人の世話焼きは得意ですが、自分自身に注意を向けることができません。
彼らの願いは、とにかく一家が平和であることなので、自分自身が問題を起こすことは、まずありません。いわゆる「良い子」が多いのも、このタイプです。
マスコット
このタイプは「道化役の子」という意味で、家族内のピエロのような役割です。
たとえば、親たちの間で口論やケンカが始まって、家族の中に一瞬緊張が走るようなとき、突然とんちんかんな質問を浴びせたり、歌いだしたり踊り出したり始める子です。
おどけたフリで緊張した空気をやわらげようとしているのです。家族のペットのような存在で、本人も楽しんでいるように見えますが、ピエロの仮面の下はとても淋しいものです。
彼らの多くは「もしも自分が家族のことを笑わすことができれば、誰も痛みを感じないですむ」という信念を持っています。
一つの固定した役割にはまってしまうことが問題
いかがでしたでしょうか?
5タイプをそれぞれ詳しく解説してきましたが、「自分はこの役にそっくりだ」と思われた方もいるかもしれません。
あるときはテストでいい点をとってきて褒められ、あるときはちょっとした問題で先生に呼び出され、あるときは母親を慰めたり、おどけ役になったりしている、というのなら全く問題はありません。
一つの固定した役割にはまって、それ以外の自分が出せなくなっている場合に問題が起きてくるのです。
これらの子どもたちに共通しているのは、自分の気持ちや都合ではなく、家の中の雰囲気、母親の顔色、父親のご機嫌などを優先して考えることです。
子どもたちは、意識してそのような役割を引き受けているわけではありません。無意識の言語である、振る舞いとして出てくるのです。
こうした生き方の結果として、彼らは自分の感情を感じることができず、自分の欲望を持つことができなくなってしまうのです。





とても興味深く読ませていただきました。
幼少期の親からの拒絶や否定、過干渉などが原因だと知ったのは50歳すぎの大人になってからです。それまで、様々な生活をしていく上での不具合をカバーしようと、虚勢をはったりしながら、弊害をさらに強化していき、50歳でどうにもならないところまでこじらせてしまいました。だいぶ大人になってからの修正の仕方はどうしたらよいでしょう。多額の負債も抱えてしまったり、無力感から仕事もままならず、親からの支配に耐えられないけれど逃れられず、親は私が離れられなくなってどこか嬉しそうにしてる。辛いの一言。それでも絶対に脱出してやると頑張っています。
なんとかして両親を仲良くさせたかったし家族のためだけに生きてきました。無駄なことだったと分かり、その事を後悔してばかりいる毎日です。この歳になってまでまだそんなことしているのかと、自分を責めるしかなく、思い返せば沢山チャンスはあったのに1番好きなものから全部逃げてきていました。家族は世の中の縮図だと思い、家族の和が戦争のない世界へと繋がるはずだと信じて、何かに取り憑かれたように家族の和を作ろうと必死に生きてきました。なんて馬鹿なことをしたのだろうと気づいた時には全てを失いボロボロになってしまいました。年齢なんて関係ないと開き直って、これからは自分の好きを大切に生きていきます。