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私は、毎日の心理臨床の中で、来談されるお子様たちが、「発達段階のどの辺でつまづきを感じていて、次のステップに進むためには何が必要なのか?」ということをいつも考えています。子どもたちの心の成長には、どんな種類の肥料が必要で、どのタイミングで光と水を与えたらいいのか、そんなことを常に考えています。

e9b13809c0882030d83082e74086b189_sこころの成長は、身体の成長のように数値で客観的に見ることができません。身長や体重と違い、「数か月前、数年前と比べてこれくらい成長している」とは計れないのです。そして子育ては長く続いていくうえ、すぐには結果が分からないので、うまくいっているのか不安に感じるものです。しかも、人間のこころは大人になってからも成長し続けるので、「子どものこころを育てる」ということにハッキリとしたゴールはありませんし、誰かが点数をつけて評価してくれるようなものでもありません。

では、どんなことを目標において、子どものこころを育てていけばいいのでしょうか?

個人的な意見になりますが、こころを専門としている立場から言えることは、「自分で生きていく力・生き抜いていける力」を身につけることではないかと思います。今は親に守られながら暮らしている子どもたちも、いずれは自分の力で生きていくことになります。

私が考える「自分で生きていく力・生き抜いていく力」とは、①物事を自分で判断して実行に移すこと、②決めたことを継続していくこと、③自分のこころをコントロールすること、④自分を大切にできること、⑤自分の意見をきちんと主張すること、⑥必要なときには周囲の力を上手に頼れることなどではないかと思います。

これらの能力を子どもたちが獲得していくために、親としてどのように接していったらいいのか、どのように関わったらよいのかなど、子どものこころを育てるための大切なポイントを、このブログを通してご紹介していければと思います。

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