皆さん、こんにちは。
只今、ホームページの不具合によりコラム記事のコメントが読めない状況となっており、ご迷惑をお掛け致しております。
先日いただいたコメントも読むことができない為、コラムとしてアップしたいと思います。
素直な気持ちにあふれた、心に響くコメントでしたので、是非一読してみて下さい。今回に限り、当相談室室長からの返信メールもご紹介いたします。
コメント(高校2年生男子より)
初めまして。僕は高校2年男子です。
2学期の中盤頃から徐々に学校に行けなくなり、今は不登校です。
学校自体は別に嫌ではないんですが、人付き合いが苦手で、学校に行くとすごく疲れます。
もともと中学時代から学校はあまり好きではなかったし、行ったり行かなかったりを繰り返していました。
常に心の中には、このままではダメだ。。。自分がおかしいんだ。。。自分だけ弱いんだ。。。という声があります。
でも将来やりたいことがあって、進んでみたい道もあるんです。
そんな中、こちらのサイトに出会いました。
なんだかすごく心に響きました。
学校に行けていない身としては、正直誰も自分の気持ちや苦しさを分かってくれる人はいないだろうとずっと思っていました。
もちろん、家族にも自分の本当の気持ちを話したことはありません。だって否定されるのは目に見えているので。
どうして自分の考えていることがこんなにも分かるのか不思議で仕方がありません。不思議ではありますが、同時に何だか嬉しい気持ちにもなりました。
僕は、ずっとずっと一人で何とかしなくちゃいけない、頑張らなくちゃいけない、頼ってはいけない、と思って生きてきました。実際、親からもそう教えられてきました。
でも必死にやろうとしていたことが逆だったんですね。もっと早く知りたかったです。
この記事を読んでいて、自分の進みたい道を歩んで行ってもいいのかなぁ、自分がやりたいことをやってもいいのかなぁ、と背中を押された感じがしました。
他にも不登校関連の記事や色々と為になりそうな記事がありそうなので、しばらくはこちらのサイトにお邪魔したいと思います。
僕の感想など大した内容ではないですが、使えそうであれば、是非使って下さい。
※ こちらのコメントは、『登校渋り・不登校の子供達が改善していく道筋』に対するご感想です。
室長より返信
この度は、コラムコメント欄に貴重なご感想をいただき、ありがとうございます。
おやこ心理相談室室長 臨床心理士の佐藤文昭と申します。
また、当相談室ホームページに興味を持っていただき、ありがとうございます。
○○さんの貴重な感想に、私も心に響く想いがいたしました。
○○さんには、すでに自分自身で「気づく力」がしっかりと備わっていると思います。
このコラムを通して、○○さんなりに気づかれたことは、この先、必ず○○さんの力になってくれると思います。
一人で頑張ることも当然大切ですが、それは誰かに頼ったり、甘えたりする経験があってこそです。
今からでも決して遅くはありませんので、是非少しずつ誰かに頼って、支えてもらう経験を積み重ねていって下さい。
その先には、今度は○○さんが誰かを支えてあげるという役割が回ってきます。つまり、○○さんが誰かに必要とされるという経験ですね。
その体験を一つ一つ丁寧に積み重ねていくことが人付き合いの基本になります。
○○さんには、将来何かやりたいことがあるようですね。
是非、その夢に向かって、一つ一つできることから始めてみて下さい。応援しています。
当相談室HPには、様々な内容のコラムがアップされていますので、ご自由にご覧になって下さい。
改めまして、○○さんの貴重なご感想を当相談室HPにて活用させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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