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画像皆さん、こんにちは。
昨今、新型コロナウィルスの影響から日本社会全体が不安の渦に巻き込まれています

全国の小中高校が休校となり、ご自宅でお子さんの面倒をみていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

長時間ご自宅でお子さんと過ごす中で、時にはイライラして怒鳴ったり、子どもの顔すらも見たくなくなったり、急に気持ちが不安定になることは、ごく自然なことです。

実は、私たちは新型コロナウィルスの影響により、常に高い不安と緊張状態、そして強いストレス状況下に置かれています

画像知らず知らずの内に、強いストレス状況下に置かれると、気持ちの浮き沈みが起こったり、疲れやすくなったり、食欲がなくなったり、様々な症状により自律神経のバランスが崩れ、免疫が低くなってくると言われています。

この時期にこそ、上手にストレスと付き合う方法を見つけておくことは、心を健康に保っておく上で、とても大切なことです。

そこで、今回は『ストレスコーピング』についてご紹介したいと思います。

2つのストレス対処法?

画像一つ目は、「問題解決型ストレス対処法」というものです。これは、ストレスを作り出している原因(ストレッサー)をなくしてしまうという方法です。

つまり、外部の困った出来事を解決すればストレスは解消するというものです。

今の日本社会に照らし合わせた場合、ストレスの原因を生み出しているストレッサーは、目に見えないコロナウィルスになりますね。

これ対して、私たちの力だけでウィルスを完全に除去することは不可能ですので、「問題解決型ストレス対処法」は、現状では適応が難しいと言えるでしょう(各分野の専門家に託すしかありません)。

画像そこで、二つ目の「情動解決型ストレス対処法」が効果的になってくると言われています。

これは、現実の問題を解決していく問題解決型とは違い、心の中の情動(気持ち)に対処していく方法です。

つまり、問題がうまく解決できずに、ストレスが高まっている、心の痛みが続いている状態の中で、気持ちにアプローチしていくというものです。

まさに今私たちが置かれている状況に必要なことですね。

一時的なストレス解消法

画像身近な情動解決型ストレス対処法としては、大人であれば、ヨガやストレッチ、ウォーキングなど軽く汗を流せる軽運動とか、適度にアルコールを飲みながら愚痴を言い合うとか、ゆっくりお風呂に入るとか、子どもであれば、カラオケで歌うとか、好きな音楽を聴くとか、好きなスポーツやお笑い芸人の動画を見るとか、スポーツをするとか、ゲームをするなどが含まれます。

とはいえ、外出などが自粛されている今、家以外でのストレス発散は少々難しいのが現状かもしれませんね。

ただ、お家の中でも取り入れられそうな解消法は、意識して行動にうつしてみるといいでしょう

「おしゃべり」の効果!

画像心の中の情動に対処していく有効な方法の一つに「おしゃべり」があります。

これはなかなか効果的な方法で、ただ単に一時的に気持ちを発散するだけのおしゃべりであっても、それなりの解決方法になります

実際に会っておしゃべりができればより効果的ですが、電話やLineなどでも「おしゃべり効果」はあります。

日頃の愚痴や不満、コロナウィルスに対する不安や日本政府の対応に対する苛立ち、マスクやトイレットペーパーなど購入できないもどかしさなど、色々な思いを誰かと話し、共有することが大切です。

画像ペチャクチャ、ダラダラと話すことに意味があります。

おしゃべりをしたからと言って、根本的な解決にはなりませんが、どうにもならない現実と向き合い続けていく上でのエネルギー補給にはなると思います。

誰でも一人ぼっちは苦しいものです。自分が感じている不安や苛立ちは、「自分一人だけ感じているものではないんだ」と思えることが、不透明な今を乗り切る上で大切になってくるのです。

断念の術とは?

画像最後に、オーストリア出身のフロイトという有名な精神分析学者の言葉を紹介します。

彼は「断念の術さえ身につければ、人生はけっこう楽しいものだ」という名言を残しています。

何事にも頑張り続ける姿勢や最悪の事態を想定し、リスクマネジメントをすることも大切ですが、どうにもならない現実や問題に直面した時には、現状をありのまま感じ受け止めてみること、時には思い切って「諦めてみる」「手放してみる」という、そんな術を身に付けていくことが出来れば、人生はけっこう楽しいのかもしれないという意味です。

画像日々、新型コロナウィルスのニュースが流れる度に、不安に駆られ、最悪な事態を想定し未然予防に努めようとされている方も多いと思います。

しかし、その行動こそが逆にストレスになってしまっている場合も少なくありません。

時には、流れに身をまかせてみること、思い切って断念してみる勇気を持つことも心の安定を図る上で大切なのかもしれませんね。

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